千葉県富津市にある吾妻神社では、毎年「馬出し祭り」が行われています。
五穀 豊穣や海の安全、大漁を祈願して行われるもので、吾妻神社から神馬を海岸まで連れて行き、若者が馬と一緒に海に入るお祭りで、この地方では有名なお祭りです。
発祥の言われは、
「日本武尊が三浦半島の走水から房総半島へ向かう途中で嵐に遭い、妻の弟橘媛が海に身を投げて荒波を鎮めた。その後、どこからともなく現れた馬が、岩瀬海岸に流れ着いた遺品のくしをくわえ、走水の海を見渡せる吾妻神社に駆け上がったという言い伝えから、この神事が誕生したとされている。」
という事らしいです。
この辺りには、日本武尊伝説があちこちにあり、亡くなった弟橘媛を偲んで「君不去(きみさらず)」はやがて「木更津(きさらず)」と変わり、現在の地名となった説があります。
また、君津市では「君去津(きみさらず)」から君津となったとしています。
弟橘媛が入水した際身に着けていた布が海岸に流れ着いたという伝承から「布流津(ふるつ)」となり「富津」に変わったという説もあります。
そもそも伝説上の人物なので、真偽は確かめようがありませんが、千葉県は、この地方以外にもあちこちに日本武尊伝説があるようなので、何か伝説が残る様な事柄があったのではないでしょうか。
子供達にとっては、夏休みが終わってすぐのお楽しみで、休み中に練習したお囃子のお披露目の場でもあります。


