Netflix映画で『This is I』を視聴しました。
はるな愛さんの半生を映画化したもので、いつも明るい愛さんの「本当の自分でいたい」という気持ちを貫く生き方や、周りの人々との関わりが描かれています。
特に和田医師との出会いは、愛さんの人生の大きな転機として描かれていました。
ただ外見を変えるという話ではなく、「どう生きたいのか」「どんな自分でいたいのか」を真正面から受け止めてくれる存在。
医師という立場を超えて、一人の人間として向き合う姿がとても印象的でした。
明るくて前向きなイメージの強いはるな愛さんですが、その裏には葛藤や孤独、迷いもあったのだと知り、胸がぎゅっとなりました。
それでも「本当の自分でいたい」という気持ちを手放さなかった強さ。
誰かに理解されなくても、自分の人生をあきらめなかった姿に、静かな勇気をもらいます。
周囲の人との関係も、この映画の大切な軸でした。
家族や友人、支えてくれる人、時には傷つける言葉を投げる人。
そのすべてが、愛さんの歩みの一部になっていることが伝わってきます。
人は一人では生きられないけれど、最終的に自分を選ぶのは自分なのだというメッセージを感じました。
派手な演出というよりも、心にじわっと残る作品。
明るさの裏にある覚悟や優しさを知ることで、これまでテレビで見ていた姿がまた違って見えてくるような気がします。
重いテーマを扱いながらも、どこか温かさがあるのは、きっと愛さん自身の人柄なのでしょう。
愛さん役の望月さんは、もちろん演技やダンスなども素晴らしいのですが、最後まで性別がわかりませんでした。
最初は男性に、徐々に女性に見えていきました。
そんなところもオーディションで選ばれた理由なのかなと思います。
誰にも気を使わず、途中で少し巻き戻したり、気になる場面をもう一度見返したりできるのも配信ならでは。
話題作だけでなく、こうした人物に深く寄り添う作品も豊富なので、「何か心に残るものを観たいな」という夜にぴったり。
月額制なので、映画館に何本も行くことを思えば、気軽にいろいろ試せるのも魅力です。
もし最近、じっくり映画を観る時間がなかった方がいたら、たまにはこういう作品に触れてみるのもいいかもしれません。
自分らしく生きることについて、そっと考えるきっかけをくれる一本でした。


