プチ船旅をしてみたいと思っています。
日本一周や世界一周の船旅は憧れですが、時間もお金もかかりなかなか行けるものではありません。
でもほんのちょっとフェリーに乗って出かけるなら日帰りでも1泊2日でも行けます。
例えば、千葉県の金谷と神奈川県の久里浜を結ぶフェリー。
船に乗る時間は40分ほど。
あっという間なのに、甲板に出ると気分はすっかり旅人です。
潮風に当たりながら海を眺めていると、日常のあれこれが少しずつ遠ざかっていく感じがします。車や電車では味わえない、この「何もしない時間」が、フェリー旅のいちばんの贅沢かもしれません。
金谷港に着いたら、そのまま房総ドライブへ。
マザー牧場で季節の花を眺めたり、ソフトクリームを食べたり。
時間に余裕があれば、鋸山に寄って景色を楽しむのもおすすめです。
逆に久里浜に渡った場合は、城ヶ島で海を眺めてお散歩したり、三崎港でマグロ丼を食べたりと、こちらも一日では足りないほど。

フェリーは車ごと乗れるので、移動もラク。
運転に疲れたら船の中で休めるのも、うれしいポイントです。
天気が良ければデッキに出て、富士山が見えることもあり、「こんなに近くにいい景色があったんだ」とちょっと得した気分になります。
大げさな準備はいりません。
パスポートもスーツケースも不要で、思い立ったらすぐ行ける。
それなのに、ちゃんと「旅をした気分」になれるのが、プチ船旅の魅力です。
忙しい毎日の合間に、ほんの少し非日常を味わいたい時、フェリーに乗るという選択は、想像以上に心を軽くしてくれる気がします。
では、実際にプチ船旅をするなら「日帰り」と「1泊」、どちらがいいのでしょうか。
これはもう、正解は人それぞれです。
まず日帰りの良さは、やっぱり気軽さ。
朝家を出て、フェリーに乗って、少し遊んで夕方には帰宅。
洗濯物もたまらないし、冷蔵庫の中も気にしなくていい。
思い立った週末にふらっと行けるのが魅力です。
金谷〜久里浜のフェリーなら移動時間も短いので、「ちゃんと遊んだのに、そんなに疲れていない」という感じで終われます。
一方で、1泊にすると旅の満足度はぐっと上がります。
フェリーで渡ったあと、夕方の海を眺めながら温泉に入ったり、地元の食材を使った夕食をゆっくり味わったり。
夜は「明日のことを考えなくていい時間」があるだけで、気持ちがずいぶん楽になります。
翌朝、少し早起きして港を散歩するのも、旅ならではの楽しみです。
個人的には、「初めてなら日帰り、気に入ったら1泊」がおすすめ。
まずは日帰りでフェリーの雰囲気を楽しんで、「もう少しゆっくりしたいな」と思えたら、次は宿を取る。
そうやって段階的に楽しめるのも、近場フェリー旅のいいところだと思います。
大きな船旅はまだ先でも、ほんの40分の船時間で気分はちゃんと非日常。
日帰りでも1泊でも、自分のペースに合わせて選べるのが、プチ船旅のいちばんの魅力かもしれません。


