最近、ナイジェリアのホームタウンとして認定されたと話題になっている木更津市。
移住や移民の話は、早とちりだとの見解を出しました。
今後どうなっていくか分かりませんが、現在木更津市は、駅前の商店街は寂れてしまっていますが、アクアラインの周りはアウトレットモールやコストコで賑わっています。
アウトレットモールは国内最大級で、店舗数日本一のアウトレットパークになりました。
また、スポーツやエンターテインメントなどのイベントが開催可能な、約700m2の大屋根広場「ルーフテラス」や、日本初アウトレット常設のスケートボードパークを設置するなど進化しています。
コストコは、関東地方のコストコ人気No.1(2025年4月版/Googleクチコミ)だそうで、首都圏からの車が多く停まっています。
ガスステーションも併設されているので、アクアラインに乗る前に安く給油できるのも魅力の一つです。
私も、以前はアクアラインを通って川崎のコストコに通っていましたが、今は逆ですね。
アクアラインの入り口周辺もどんどん開発されていって、土、日の混雑は免れなくなりました。
そんな木更津ですが、もともとは港町として、木更津船と言われる船で、江戸と商品流通、交通が盛んだったらしいです。
かの有名な葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」は、木更津から見た富士山という説もあるとか無いとか。
また、潮干狩りやすだて遊びなどの、干潟の昔ながらの遊びもあります。

面白いのは、あちこちにたぬきの像があることでしょう。
港近くの證誠寺は、狸囃子で有名なお寺で、毎年「狸まつり」が行われています。

古くは、日本武尊が、船で近くに来た時、海が荒れて遭難しそうになり、妃の弟橘媛が海に入って海神を沈めたので、尊は無事に上陸できたそうです。
その妃を思ってこの地をさることができなかったので、「君さらず」に由来した地名ができたとか。
太田山の公園はこの伝説にちなんだお二人の像が上に載っている「きみさらずタワー」が立っていて、東京湾が見渡せる景色の良いところです。
また、港の近くには日本一高い歩道橋と言われている中之島大橋があります。

「木更津キャッツアイ」というドラマで、彼女をおぶって渡ったシーンから、恋人たちが真似をするようになったらしいですが、一人で渡るのにも大変な橋です!
今回の騒動で話題が上がることが多かった木更津ですが、昔ながらの伝説と、発展している場所が混じった面白い街だと思います。
コメント