先日、富士山の特集番組がありました。
年明けの何日かは内房の海越しに新年の富士山がくっきり見えて、毎日得した気分です。
やっぱり富士山は特別の山ですね。

他の山と同じように、ただそこにあるだけなのに、不思議と目を引き、見えると少し背筋が伸びるような気がします。
朝の澄んだ空気の中で姿を確認できた日は、それだけで一日がうまくいきそうな気持ちになりますし、夕暮れ時に淡い色に染まる姿を見ると、静かな余韻が残ります。

テレビの特集では、四季折々の表情や、麓で暮らす人々の話も紹介されていて、改めて富士山が日本人の暮らしや心に深く根付いている存在なのだと感じました。
信仰の対象であり、芸術の題材であり、そして今も多くの人の心の拠りどころになっている山。
そう考えると、ただ「きれいだな」と眺めている時間も、少し特別なものに思えてきます。
内房から見る富士山は、海と空と山が一緒に収まる贅沢な景色。
毎日必ず見えるわけではないからこそ、見えた日の喜びもひとしおです。
今年もまた、何気ない日常の中で富士山を見つけては、小さな幸せを積み重ねていけたら。
そんなことを思わせてくれる、年始の風景でした。


